【月5万円は現実的】VBA副業で稼ぐ方法|副業未経験の会社員がExcelスキルで収入を得るロードマップ
1.VBA副業で月5万円|今のExcelスキルを活かして、会社以外の場所で”自分の価値”を証明する方法
「毎日必死に働いているのに、本当に正当に評価されているんだろうか……」
ふとした瞬間、そんな気持ちがよぎったことはありませんか?
上司との相性、社内の人間関係、なんとなく決まってしまう評価——。自分の本当の力とは関係のないところで、自分の価値が決まってしまう。そのモヤモヤに、私はずっと答えが出せずにいました。
そこで私が目をつけたのが、毎日当たり前のように使っていたExcelのスキルでした。
新しいプログラミング言語をゼロから学ぶ必要はありません。今すでに仕事で使っているExcelの知識を、ほんの少し「VBA」へと広げるだけ。それだけで、在宅で、土日のスキマ時間を使って、会社という組織とはまったく別の場所で「自分の実力」を直接試せるのです。
それが、VBA副業です。
ただ、VBA副業は「コードを書く作業代行」とは少し違います。
私が実際にExcel相談の案件を受けていくなかで気づいたのは、クライアントが本当に求めているのは「とにかく自動化してほしい」ではないということ。
「うちの業務のどこがボトルネックになっているのか」
「どう仕組みを変えれば、一番ラクに回せるのか」
そこをきちんと聞き出し、提案できる人間が、圧倒的に重宝されるのです。
相手の現場を理解して、自分のスキルで課題を解決して、正当な対価をいただく——。この経験は、会社に頼らず自分で稼ぐ力を養う上で、これ以上ないほどリアルな学びになります。
「でも、未経験から本当に月5万円なんて稼げるの?」
正直なところ、最初の私も半信半疑でした。でも、これは決して夢物語ではありません。
この記事では、私が実体験をもとに学んだ「会社員が今のExcelスキルを活かして、着実に副収入を得るためのステップ」を、具体的かつ実践的な視点でお伝えします。
組織の評価に一喜一憂するのではなく、自分の腕一本で社会から評価される感覚——それを、あなたにも体験してほしいと思っています。
さっそく、一緒に見ていきましょう。
2. VBA副業は本当に稼げるのか?市場相場とリアルな現実
「副業って、結局どのくらい稼げるの?」
最初の一歩を踏み出す前に、誰もが一度は立ち止まる疑問だと思います。耳障りのいい話だけ聞かされても、正直なところ信じきれませんよね。
だからこそ、結論から正直にお伝えします。
VBA副業は、再現性が高く、着実に収益を積み上げられる仕事です。
私自身、ココナラを通じてExcel相談や自動化ツールの構築を請け負い、150件以上の実績を積んできました。評価は最高ランクの「星5」を今も維持できています。その経験を踏まえた上で、夢物語ではないリアルをお伝えします。
VBA副業の市場相場
まず、副業でVBAを扱う場合の単価感を押さえておきましょう。
スポット案件(1回完結型):5,000円〜1万円
「この関数を組んでほしい」「エラーを直してほしい」といった、比較的短時間で解決できる相談です。1件あたりの単価は小さくても、数をこなすうちに実績と自信がついてきます。
時給換算:1,000円〜2,000円
未経験〜初級者の現実的な相場です。最初はここからスタートして、少しずつ実績を積み上げていくのが王道です。
私自身の話をすると、最初の単価は「1時間2,000円」でした。
でも、ただコードを納品するのではなく、お客様の業務の流れをヒアリングして「どこがボトルネックなのか」「どう改善すれば一番ラクになるか」まで一緒に考えることを意識しました。すると、徐々にリピーターが増えていき、気づけば「30分3,000円」でも指名してもらえるようになっていました。
「作業をこなす人」ではなく「課題を解決するパートナー」になれれば、相場以上の価値を生み出すことは十分に可能です。
目標金額と、現実的なステップ
副業未経験の方が目指すべきフェーズは、大きく2段階です。
まずは月1万〜3万円(初心者フェーズ)
お金よりも先に「実績と口コミ」を積み上げる時期です。案件をこなしながら、お客様とのコミュニケーションの取り方を学ぶことが、この段階での最大の財産になります。
次に月5万円前後(経験者フェーズ)
リピーターが生まれ、単価交渉や中級以上の案件(システム連携・RPA化など)にも対応できるようになると、月5万円は現実的な射程圏内に入ってきます。
一つだけ、正直な話をさせてください
VBA副業の多くは、自分が手を動かした時間に対して報酬が発生する「フロー型」のビジネスです。稼働を止めれば、収益も止まります。
以前、私はレジ打ちのアルバイトをしていたことがあります。毎日同じ時間を使っているのに、誰かの役に立てている実感がほとんど持てなかった。あの感覚と比べると、VBA副業は「自分のスキルがそのまま評価される」という意味で、労働の対価として圧倒的に健全だと感じています。
ただ、収益をさらに拡大していくためには、いずれ「ストック型」のビジネスへ目を向ける視点も必要になってきます。今は意識しなくていいですが、頭の片隅に置いておいてください。
補足:「VBA」と「マクロ」って何が違うの?
混同されやすいので、シンプルに整理しておきます。
- マクロ:Excelの「操作を記録する機能」。自動化の”結果”です。
- VBA:そのマクロを裏で動かしている「プログラミング言語」。複雑な条件分岐や細かな処理を行う”司令塔”です。
副業で稼ぐためには、マクロの記録機能だけでは対応しきれない「相手の細かな要望」に応える必要があります。だからこそ、VBAを習得することが高単価案件への近道になるのです。
難しく考えなくていいです。
最初のゴールは、月5万円ではなく「月1万円」。まずは誰かの悩みを解決して、感謝と対価をセットでいただく——そのサイクルを一度体験することが、すべての出発点になります。
その小さな成功体験が、月5万円への道を着実に切り開いてくれます。
3. VBAが副業未経験の会社員におすすめな理由
「副業を始めたいとは思っているけど、何から手をつければいいか分からない」 「高額なスクールに通ったり、特別な機材を揃えないといけないんじゃ……」
そんな不安を感じているなら、少しだけ肩の力を抜いてください。
VBAには、他の副業にはない2つの大きな武器があります。それが「参入障壁の低さ」と「本業との相乗効果」です。副業未経験の会社員にとって、これほど相性のいい仕事はなかなかありません。
① 環境構築ゼロ:今あるExcelが、そのまま”仕事道具”になる
プログラミング系の副業を始めようとすると、最初の壁になるのが「環境構築」です。サーバーを立ち上げたり、専門ソフトをインストールしたり——始める前から消耗してしまう、あれです。
でも、VBAは違います。
普段の仕事で使っているExcelがあれば、それだけで今日から始められます。 PCを買い替える必要はありません。難しい設定に頭を悩ませる必要もありません。
学生のころ、私は飲食店やレジ打ちのアルバイトをしていました。「決められた手順を繰り返すだけ」の作業が続いて、正直「誰でもできる仕事を切り売りしているだけだな」と感じていた時期があります。
でもVBA副業は違った。場所も時間も選ばず、「あなた自身のスキル」に値段がつく。この身軽さと、個人の力がダイレクトに評価される感覚は、会社員にとって最も効率のいい副業スタイルだと思っています。
② 学習コストが低い:「新しい言語を覚える」より「魔法を覚える」感覚
「プログラミング=難しい」というイメージは、いったん横に置いておいてください。
VBAは、PythonやJavaといった他の言語と比べても、圧倒的に直感的です。
なぜかというと、VBAは「Excelという完成されたアプリケーション」の上で動く言語だから。「セルに入力する」「計算する」「グラフを作る」——そういった、あなたが職場で毎日やっている操作が、そのままコードのベースになるのです。
私は商業高校のころから簿記やOfficeソフトに触れてきましたが、VBAを覚えたときの感覚は「新しい言語を学ぶ」というより、「手でやっていた作業を、魔法の呪文で自動化できるようになった」という感じに近かったです。
ビジネス現場で培った「数字を扱う感覚」や「業務の流れ」は、ゼロからプログラミングを学ぶ人には絶対に真似できない強みです。だからこそ、結果に繋がるまでのスピードが、他の言語より圧倒的に早い。
③ 柔軟な働き方:土日のスキマ時間が、副収入に変わる
会社員にとって最大の敵は「時間のなさ」です。毎日フル稼働しているなかで、さらに副業の時間を捻出するのは、簡単ではありません。
でもVBA副業は、週1日・土日の数時間といったスキマ時間で完結できます。
私の経験上、最初はお客様へのヒアリングと課題の整理に集中しますが、一度仕組みが出来上がれば、あとは納品するだけのスタイルが確立できます。通勤中にアイデアを整理して、週末のカフェで手を動かして、収益を得る——そんな働き方が、決して夢ではありません。
本業を大切にしながら、着実に収入とキャリアを積み上げたい会社員にとって、これ以上ない働き方だと思っています。
VBA副業に必要なのは、特別な才能ではなく「今の仕事の延長線上」にあるスキルです。
誰かに教えてあげる。誰かの面倒な作業を代わりにやってあげる。まずはそれだけでいい。
あなたの手元にあるExcelのスキルを、誰かのために使ってみることから、すべてが始まります。
4. 仕事内容と難易度をレベル別に解説
「VBA副業って、具体的にどんな仕事をするの?」
一口にVBA副業といっても、「単純な自動化」から「業務改善コンサル」まで、難易度の幅はかなり広いです。でも安心してください。今のスキルで対応できるところから始めて、少しずつ領域を広げていけばいいのです。
私自身の経験をもとに、レベル別に整理しました。自分が今どのステージにいるか、確認しながら読んでみてください。
【初級】単発の作業効率化|月1〜3万円を目指すステージ
まずはここからスタートです。クラウドソーシングで最もよく見かける、ベーシックな案件です。
具体的な仕事内容
- データ整理・加工
バラバラな形式で届く請求書データを、一つのリストにまとめてほしい——そんな依頼です。 - 印刷・転記の自動化
毎月繰り返している報告書の作成やラベル印刷を、ワンボタンで終わらせる仕組みを作ります。 - シフト管理表の作成
「働ける日」と「必要な人数」を入力するだけで、不足や重複が一目でわかるシート。実は私が最初に取り組んだのも、まさにこういった案件でした。シンプルに見えますが、クライアントにとっては喉から手が出るほど欲しいツールです。
このステージのポイント
コードを書く技術と同じくらい、いやそれ以上に大切なのが「相手の手間をどこまで減らせるか」という視点です。使いやすさへの配慮が、そのまま評価と口コミに直結します。
【中級】データ連携・Web活用|月3〜5万円を目指すステージ
Excel単体の作業を超えて、外部データやWebとの連携が求められてくるステージです。
具体的な仕事内容
- 入金突合作業の自動化
ExcelのリストとStripeなどの決済システムから出力したCSVを照合して、入金漏れを自動でチェックするツールを作ります。 - Webスクレイピング
競合他社の価格や情報をWebから自動収集し、Excelにまとめる仕組みの構築です。
このステージのポイント
ここから先は、「相手の業務フロー全体を理解する力」が問われます。「なぜそのシステムを使っているのか」「他にどんな課題があるのか」まで深掘りして、周辺ツールも含めた提案ができると——単価が一気に跳ね上がります。
【上級】業務改善コンサル・システム運用|月5万円超えを目指すステージ
もはや「ツールを作る人」ではなく、「クライアントの業務そのものを変えるパートナー」としての立ち位置です。
具体的な仕事内容
- 既存システムの改修・最適化
肥大化したマクロの整理や、動作が重くなった処理のスピード改善。 - 教育・伴走支援
以前担当した塾経営者様の事例では、ツールを作るだけでなく「クライアント自身がそのツールを使いこなせるよう教える」という関わり方をしました。
このステージのポイント
最も価値が生まれるのは、「相手の自立を支援すること」です。あのクライアント様はその後、自分でプログラミングができるようになり、最終的には私の手を借りずに業務を回せるようになりました。「補助輪を外す」支援までできると、リピート率は圧倒的に高まります。
どのレベルでも共通する「最高難易度のスキル」とは
技術力よりも、実はずっと大事なものがあります。それが「最初のヒアリング」です。
いきなり「どんな機能が欲しいですか?」と聞くのはNGです。まずはこんな問いかけから始めてみてください。
「どんな業界で、どんな役割をされていますか?」
「会社からどんな成果を求められていますか?」
相手の背景を丁寧に掘り下げることで、「本当に解決すべき課題」が見えてきます。
プログラミングができる人の中には、専門用語を並べて相手を置いてけぼりにしてしまう人も少なくありません。でも副業で長く選ばれ続けるのは、「ITに苦手意識を持つ相手の気持ちをちゃんと汲んで、分かりやすく提案できる人」です。
難しい案件ほど、技術力よりも「この人に任せれば、自分の面倒な業務をまるごと解決してくれそう」という安心感が決め手になります。
初級案件のうちから、丁寧なコミュニケーションをセットで提供することを習慣にしてみてください。それが、上のステージへと続く、確かな道になります。
5. 案件を獲得し続けるために必要な3つのスキル
「VBAさえ書ければ稼げる」——これは、半分正解で半分間違いです。
実際にリピーターを増やし、単価を上げていける人は、技術力に加えて「相手のビジネスを理解する力」を持っています。逆に言えば、コードが完璧に書けても、それだけでは選ばれ続けることはできません。
私が実体験を通じて「これさえ押さえておけば選ばれる」と実感した、3つのスキルセットをお伝えします。
① VBA基本スキル|実務をこなすための「道具」
高度なシステム開発を目指す必要はありません。以下の基本を組み合わせる力があれば、世の中の業務効率化案件の大半には対応できます。
- 変数
データを一時的に保持し、処理をスムーズに流すための基礎。 - 条件分岐(If / Select Case)
「もし◯◯なら△△する」という判断処理。 - 繰り返し処理(For Next / Do Loop)
大量データの転記やチェック作業を自動化する核心部分。 - ユーザーフォーム
クライアントが直感的に使える入力画面を作るスキル。
ポイント
これらを「単体で覚える」のではなく、「この業務をどう効率化したいか」という目的に合わせて組み合わせることを意識してください。道具は、使いこなして初めて価値が生まれます。
② 周辺スキル|守備範囲を広げる「武器」
VBA単体よりも、周辺知識があると提案の幅がぐっと広がります。
- Access(データベース管理)
Excelで管理しきれない大量データを扱う案件で、強力な武器になります。 - SQL
データベースから必要な情報を取り出すための知識。 - プログラミング全般の知識
私がUiPath(RPA)やPower Automateも扱えたことで、VBA以外の提案もできるようになりました。「この人に頼めばまるごと解決してくれる」という信頼感は、周辺ツールへの理解から生まれます。
③ ソフトスキル|高単価を勝ち取る「真の価値」
そして、これが最も重要です。
どんなに優れたコードを書ける人でも、コミュニケーションが取れなければ案件は続きません。技術は「入場券」に過ぎず、長く選ばれるかどうかはソフトスキルで決まります。
- ヒアリング力
「何がしたいですか?」と聞くだけでは二流です。「どんな業界で、どんな役割で、会社から何を求められているのか」——相手の背景をここまで深掘りできてはじめて、本当に価値ある提案ができます。 - 業務改善提案力
クライアントは、「何をすれば効率化できるか」を自分では言語化できていないことがほとんどです。「ここをこう改善すれば、今の悩みが解決できますよ」と先回りして提案できる人が、圧倒的に重宝されます。 - 分かりやすく伝える力
プログラミングが得意な人ほど、専門用語を「常識」として使いがちです。相手のITリテラシーに合わせて、丁寧に噛み砕いて説明すること。「ここまでついてこれてますか?」というたった一言の配慮が、リピーターを生む秘訣になります。 - スケジュール管理
副業における信頼は、「納期」で決まります。無理な締め切りは引き受けず、自分の生活リズムに合わせた現実的な計画をクライアントと共有しましょう。
「技術者」ではなく「パートナー」を目指す
私が大切にしてきたのは、「クライアントを自立させること」です。
技術をひけらかして「私にしかできない」状況を作るのではなく、困っていることを解決しながら、「ここはこうすれば自分で直せますよ」と教える。そうすることで、クライアントはあなたを深く信頼します。
その信頼が、次の案件の相談に繋がり、長期的なリピートに繋がっていきます。
技術を磨くことは大切です。でも、「相手の業務と悩みに寄り添うヒアリング」を最優先のスキルとして磨いてください。それが、月5万円を稼ぎ続け、さらに上を目指すための、最も確かな近道です。
6. 月5万円を達成するための5ステップ|初心者向けロードマップ
いきなり「プログラミングで稼ごう!」と気合いを入れる必要はありません。
大切なのは、今あなたが持っているExcelスキルを「誰かのために使う」という発想の転換です。その小さな一歩を、5つのステップで着実に踏んでいけば——月5万円という目標は、決して遠い話ではありません。
ステップ1:「勉強」で終わらせず、アウトプットに変える
初心者が最初にハマる罠が、「勉強だけで満足してしまう」ことです。
基礎学習(書籍や学習サイト)を1〜2週間進めたら、すぐに自分の仕事や身近な業務で使えるツールを一つ作ってみてください。
完璧じゃなくていいです。「エラーが出ない」「ボタン一つで動く」——それだけで、もう立派な自動化ツールです。まず動くものを作ることが、最初のゴールです。
ステップ2:「ポートフォリオ(作品集)」を用意する
ここが、最初の大きな分岐点です。
クラウドソーシングで案件に応募するとき、実績がない状態では発注者は不安になります。そこで必要なのが、あなたの実力を証明する「サンプルツール」です。
私の場合は、シフト管理ツールなど「誰でもパッとイメージできる実用的なもの」を作りました。「こういうものが作れます」という見本が一つあるだけで、発注者の反応は劇的に変わります。「実績ゼロ」の状態から「サンプルがある状態」に変えるだけで、初案件の獲得率は大きく跳ね上がるはずです。
ステップ3:クラウドソーシングに登録し、守備範囲を明確にする
準備が整ったら、ココナラやLancersに登録します。
このとき、プロフィール文で必ずやってほしいことがあります。それは、「自分の責任範囲を明確に線引きすること」です。
「何でもできます」と書きたくなる気持ちはわかります。でも、それよりも「ここまでは責任を持って作成します。ただし、サーバー設定や複雑なシステム連携は対象外です」と正直に書く方が、お互いのトラブルを防ぎ、あなたへの信頼を守ることになります。誠実な線引きは、最強の防衛策です。
ステップ4:最初は「評価(星5)」を最優先にする
最初の数件は、利益よりもレビューを積み上げることに集中してください。
技術力以上に大切なのは、コミュニケーションです。進捗をこまめに報告する、専門用語を使わずに相手の疑問に答える——たったそれだけで、「この人は信頼できる」という印象が生まれます。
高評価のレビューが積み重なると、案件を取るのがだんだん楽になり、単価交渉の場面でも自信を持って話せるようになります。評価は、お金と同じくらい大切な資産です。
ステップ5:リピーターとエージェントで単価を上げていく
実績が溜まってきたら、単発の低単価案件から少しずつ卒業していきましょう。
リピーターを大切にしながら、レバテックやITプロパートナーズのようなエージェントも活用して、より高単価な案件へシフトしていきます。
ここまで来たあなたは、もう単なる「作業をこなす人」ではありません。「業務改善コンサルタント」の入り口に立っています。月5万円を安定して稼ぎながら、その先——副業から独立という新しい景色も、視野に入ってきます。
一つひとつのステップは、決して難しくありません。今日できることから、一歩だけ踏み出してみてください。
7. VBA副業で高単価・高収入を得るための3つのコツ
月5万円が見えてくると、次に必ずぶつかる壁があります。
「もっと稼ぎたいのに、自分の時間が足りない……」
これは、働いた時間分だけ収入が生まれる「フロー型ビジネス」の限界です。1日24時間しかない以上、作業量を増やすだけでは収入の天井が見えてきます。
この壁を超えるためには、「作業をこなす人」から「プロジェクトのパートナー」へと自分の立ち位置を変えることが必要です。そのための3つの戦略をお伝えします。
① 「言われた通り作る」をやめ、「設計・提案」に踏み込む
「言われた通りにコードを書く」だけでは、単価はなかなか上がりません。
高単価を狙うなら、クライアント自身がまだ言語化できていない「本当の課題」を一緒に探ることです。
たとえば、「このリストを作ってほしい」と言われたとき。そこで手を動かす前に、こう聞いてみてください。
「このリストを使って、最終的に何を実現したいですか?」
「もっと手前の業務から自動化できませんか?」
さらに踏み込んで、「この手順をこう変えれば、そもそもツールすら不要になるかもしれません」というコンサルティングの視点まで持てるようになると——あなたはもう単なるプログラマーではありません。「業務改善パートナー」として、報酬も格段に変わっていきます。
② スキルの守備範囲を広げ、「VBA+α」の人材になる
VBAは、あくまで入り口です。
月5万円の先を目指すなら、周辺技術を少しずつ武器に加えていきましょう。
- Python / JavaScript
Web上のデータ取得にはPython、ブラウザ操作にはJavaScriptが強い。「VBAは得意だけど、それだけじゃない」という人材は希少で、高単価案件が自然と舞い込んでくるようになります。 - RPA・システム連携
私がUiPathやPower Automateを使えるようになってから、Excel以外の相談も受けられるようになりました。「VBAで困っているが、実は別のツールでも解決できる」という広い視野が、案件獲得の幅を大きく広げてくれます。
③ 「フロー型」から「ストック型」へ——収入の作り方を変えていく
これは私自身への自戒も込めた、最後の戦略です。
労働集約型の副業は、必ず「自分の時間」がボトルネックになります。稼ぎながら、少しずつ収入の構造を変えていく意識を持ちましょう。
- リピーターを「顧問」に育てる
毎回ゼロから新規客を探し続けるのは非効率です。信頼を積み重ねて、継続的に相談される「顧問」のような立場を目指してください。それが安定した収入基盤になります。 - 副業の経験を「知識の資産」に変える
得た知見をブログなどで発信し、誰かの役に立つ情報として蓄積していきましょう。私がこうして自分の体験を言語化しているのも、その一環です。副業の経験がそのまま資産になれば、いつか稼働ゼロでも収入が生まれる「ストック型」への道が開けます。
月5万円の壁を超える人は「課題解決のプロ」になっている
単価を上げるために必要なのは、コーディングの速度を上げることではありません。
「自分はクライアントにとって、何をもたらす存在か」——その答えをアップデートし続けることです。
指示を待つのではなく、自ら考えて提案できるパートナーになれたとき、単価は必然的に上がります。まずは今の目の前の案件で、相手の期待を少しだけ超える「一工夫」を加えることから始めてみてください。それが、高単価への最も確かな道です。
8. 会社員が副業を始める前に知っておくべき注意点
副業は、会社に依存しない「個人の稼ぐ力」を養うための最高の手段です。でも、私たちはあくまで「会社員」という立場です。
本業での信頼を守りながら、安全に副業を続けていくために——最低限押さえておくべきルールとリスク管理を、正直にお伝えします。
① まず就業規則を確認する
副業を始める前の、最初のステップはここです。
「副業禁止」なのか、「許可制」なのか、「届け出が必要」なのか。会社によってスタンスは全く異なります。
万が一、ルールを破って発覚した場合——本業での信用を失うだけでなく、懲戒処分のリスクすら生じます。禁止されている場合は、こっそり始めるのではなく、まず社内で許可を得るための交渉材料を準備しましょう。
会社に隠れてコソコソやるより、ルールの中で堂々と結果を出す方が、長く見れば圧倒的に安全で、精神的にも楽です。
② 守秘義務は絶対に守る
これは、最も厳しくお伝えしたいことです。
本業で扱っているExcelファイル、顧客データ、社内システムの情報——これらを副業に持ち込むことは絶対にNGです。
VBAを扱っていると、「社内で使っている便利なマクロをそのまま流用したい」という誘惑が生まれることもあります。でもそれは、企業秘密の漏洩にあたり、最悪の場合は損害賠償問題に発展します。
私自身は、本業用と副業用のパソコンを完全に分けています。 物理的に環境を分けることが、セキュリティ事故を防ぐ鉄則だと考えているからです。少し手間に感じるかもしれませんが、この一線だけは絶対に越えないようにしてください。
③ 確定申告は「早めに慣れる」が正解
副業の所得(売上から経費を引いた金額)が年間20万円を超えたら、確定申告が必要になります。
「まだ少額だから大丈夫」と後回しにしてしまいがちですが、最初から会計ソフトを使って収支を管理する習慣をつけておくことをおすすめします。いざ大きく稼げるようになったとき、慌てずに済みます。
また、パソコン代・学習書籍代・ネット通信費などは、副業に使った費用として経費に計上できます。領収書はこまめに保管しておきましょう。
④ 本業と副業は「対立」ではなく「相乗効果」
副業に熱が入るのは良いことですが、「副業で疲れて本業に支障が出る」という状態だけは避けてください。会社員として、それが最も避けるべき事態です。
私はシステムPMとして働きながら副業をしてきましたが、正直なところ——副業をするようになってから、本業のパフォーマンスも上がりました。「どう効率的に働くか」を常に意識するようになったからだと思います。
副業と本業は対立するものではありません。うまくいけば、お互いが高め合う関係になります。そのためにも、スケジュール管理は計画的に、無理のない範囲で進めていきましょう。
まとめ:リスクを管理した上で、「自由」を手に入れる
副業は、自分一人で戦う力をつけるための「冒険」です。だからこそ、最低限のルールとリスク管理を疎かにしてはいけません。
会社という安心感のある場所に守られている今のうちに、その外側でも評価される実績を、少しずつ積み上げていく。それが、会社員にとって最も賢い副業の始め方です。
目の前のルールを守り、お客様に誠実に向き合うこと。その姿勢こそが、トラブルからあなたを守り、長く稼ぎ続けるための最強の基盤になります。
VBA副業に関するよくある質問(Q&A)
ここまで読んでいただいて、「自分にもできるかもしれない」と感じてもらえていたら嬉しいです。最後に、VBA副業を始めようとするとき、多くの人が抱く疑問にまとめてお答えします。
- Qプログラミング未経験でも、本当に月5万円稼げますか?
- A
はい、十分に現実的です。
ただし、最初からいきなり月5万円を狙う必要はありません。大切なのは、まず「実績と信頼」を積み上げるプロセスです。
クラウドソーシングで小さな案件をこなして、丁寧なヒアリングと対応で「星5」の評価を貯える。その積み重ねがリピーターを生み、単価の高い案件へとつながっていきます。月5万円は、その延長線上に自然と見えてくるラインです。
- QVBAスキルだけで十分ですか? 他の言語も必要ですか?
- A
最初はVBAの基礎だけで十分です。
ただ、さらに単価を上げていきたいなら、PythonやJavaScriptなどの周辺言語や、RPAツールへの理解を広げていくことをおすすめします。「VBA+α」の提案ができるようになると、クライアントからの信頼感と単価が大きく変わります。
まずはVBAで小さな成功体験を作ることから、始めてみてください。
- Q「コーディング」より「ヒアリング」が大事というのは本当ですか?
- A
本当です。コードを書く力は「入場券」に過ぎません。
発注者の多くは、「何をどう自動化すればいいか」を自分では言語化できていません。「どんな課題で困っているか」「最終的にどうなりたいか」という背景を丁寧に引き出し、解決策を提案できる人こそが、高単価な案件を勝ち取り、長く指名され続けるプロフェッショナルです。
技術力は磨きながら、ヒアリング力を最優先のスキルとして意識してみてください。
- Q会社員が副業をする上で、一番のリスクは何ですか?
- A
「本業での信頼喪失」と「情報漏洩」の2つです。
まずは会社の就業規則を確認して、ルールを守った上で活動することが大前提です。そして、本業で使っているデータやシステムを副業に持ち込むのは絶対にNGです。パソコンを分けるなど、セキュリティ環境を物理的に切り離すことを徹底してください。
ルールの中で堂々と活動すること——それが、最も安全に長く稼ぎ続ける秘訣です。
- Q副業を始めると、本業がおろそかになりませんか?
- A
バランス次第ですが、むしろ相乗効果が生まれることもあります。
私自身の経験では、副業で「業務効率化」の視点を持つようになってから、本業でも「どう効率的に成果を出すか」を意識するようになりました。最初から無理なスケジュールは組まず、土日や平日のスキマ時間を活用する「計画的な副業」を心がけることが大切です。
- Q応募しても実績がないから選ばれません。どうすればいいですか?
- A
まず、ポートフォリオ(サンプルツール)を作ってください。
「実績ゼロ」の状態を脱出するには、「動くものを作れる人だ」と証明することが一番の近道です。「シフト管理表」「データ自動集計ツール」など、誰が見てもメリットが伝わるサンプルを用意してプロフィールに添付するだけで、採用率は大きく変わります。
実績の代わりになるのは、行動の証拠です。
- QAIが普及していますが、VBA副業に将来性はありますか?
- A
あります。むしろ、うまく活用すれば市場価値は高まります。
AIは「コードを書くこと」は得意ですが、「クライアントの現場の事情や、複雑な人間関係を汲み取った業務改善の提案」はできません。AIをツールとして使いこなしながら、あなた自身が「課題解決のパートナー」としての価値を高めていければ、将来的にも十分に戦えます。
- Q結局、最初に何をすればいいですか?
- A
今の仕事で「面倒だな」と感じているExcel作業を、VBAで自動化してみてください。
それができたら、そのツールを少し手直ししてサンプルにします。そこまでできれば、もう副業を始める準備は整っています。完璧を目指す必要はありません。まずは「動くものを一つ作る」——それだけで、最初の扉は開きます。
さあ、準備はいいですか?
あなたが毎日使っているExcelのスキルは、単なる業務ツールではありません。
会社という「狭い社会」の外側で、自分の力で社会に貢献し、価値を証明するための「武器」です。
小さな一歩でいい。完璧じゃなくていい。まず動いてみることが、すべての始まりです。
あなたの挑戦を、心から応援しています。
9. まとめ:あなたの「小さな一歩」が、働き方を変える
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
VBA副業は、「月5万円のお小遣い稼ぎ」をするための手段ではありません。
会社という狭い社会の中で与えられる評価だけでなく、もっと広い場所で、自分の腕一つで価値を提供し、正当に評価される——そんな「個人の稼ぐ力」を身につけるための、最も現実的で確かなチケットだと、私は思っています。
AIが進化する時代だからこそ、あなたの価値は高まる
AIの進化によって、単純なコードを書くだけの作業は、今後どんどん効率化されていくでしょう。
でも、だからこそ——「クライアントの背景を理解し、人間として信頼関係を築き、現場の課題を解決する」というあなたの役割は、むしろ価値を増していきます。
技術的なことはAIが助けてくれます。でも、AIには決してできない「相手の悩みに寄り添い、本当に必要な解決策を提案する」というプロセスこそが、私たちが副業で提供できる最大の価値です。
今日からできる、最初の3ステップ
月5万円という目標は、遠い未来の話ではありません。
- 今のExcel作業を、VBAで自動化してみる
- それを「誰かに使ってもらう」つもりで整える
- 小さな信頼を、一つ積み上げる
これだけで、あなたはもう「副業未経験」だった頃とは、違う景色が見えているはずです。
もし今、仕事の評価にモヤモヤしていたり、「もっと自分の力を試してみたい」という気持ちがあるなら——今日が、一番の始め時です。
準備に時間をかけすぎなくていいです。完璧に勉強してからじゃなくていいです。まずは手元にあるExcelのスキルを、誰かのために少しだけ使ってみてください。
その「小さな一歩」が、いずれ会社に縛られない自由な働き方への道筋となり、あなたの人生をより豊かなものにしてくれると、私は信じています。
あなたの「副業という名の冒険」を、心から応援しています。
さあ、今日から始めましょう!


